エメニチ。

エメラルドグリーンな日常。モーニング娘。の佐藤優樹さんが大好きです。

160503Juice=Juice LIVE MISSION 220 ~Code3 Special→Growing Up!~@中野サンプラザ

このゴールデンウィークは、別件で東京行きがあり、昼間に用事を済ませたあとに、夕方から時間が空いたので、Twitterで評判の良かったJuice=Juiceのホールコンサートを観に行くことにした。印象に残ったことをダラダラと書き付けておく。

一部ネタバレあり。

◆光の演出

遊園地のアトラクションやショウを見ているような光の演出が印象に残った。
プロジェクションマッピングのような光自体の面白さだったり。
背景の映像とJuice=Juiceのメンバーがきれいに合わさって、まるで、3Dでミュージックビデオを見ているような感覚が得られたり。
光に彼女たちのシルエットが浮かび上がる影絵のような演出であったり。
歌い踊る少女の姿だけでも、一つのショウとして、十分なのに、この光の演出を合わせて見られるというのは、お得感があった。楽しかった。

◆ 全員が主役

私がJuice=Juiceのライブを見たのは、京都新風館の即売イベントと'15夏ハロの2回。あの時も、5人とも歌えるのすごいなぁと思ったけれども、ホールで彼女たちの歌を聴いて、なおさら、その思いを強くした。
基本的に「やっぱり、かなともだなー」という感想が入り口になるのだけれども、歌割が変わった瞬間に、他のメンバーもいいなーと思わされ、結局、全員に対して「いいなー」という感想を抱くことになった。誰が真ん中に立って歌っていても説得力がある。
でも、白いパラソルをクルクルする愛愛傘だけは、「やっぱ、かなともだなー」ではなく、ゆかにゃばかりみてしまった。とびきりかわいかった。

◆ 初期の楽曲

昔の曲ほど歌い込まれて、表現が美味しそうに熟れてきているなぁと。インディーズ時代から歌ってきた楽曲は特に。デビュー曲なんか最高だったですよ。聴き惚れました。

◆ 降臨

恋ベルは、モニターで一階の様子を見ているだけだったけれども、降臨は、なかなか良い風景だった。何より、ファンに囲まれて歌う彼女たちの表情が楽しそうでよかった。アットホームな現場だなと。

◆ CDではいまいち刺さってなかった曲が刺さった

ワンダフルワールド。'15夏ハロで、距離は遠かったけど、角度的にまーちゃんゼロズレで指差しきて、この曲をすっかり見直したわけなんだけれども、二階ファミ席で完全丸腰で見ていた今日も、なんだ良い曲じゃないかとなぜか思えた。あたたかいコンサート終わりの幸福感に心が満たされていくような。

あと、続いていくSTORY。光の演出と相俟って、彼女たち自身のストーリー、ドラマを直に目撃しているような感覚に。ちょっと涙腺にきた。

◆ MC
先に他のメンバーがしたのと同じ話をしてしまうあたり、モーニング娘。のMCに慣れていると、あれ?と感じる。さゆがリーダーになりたての時に、910期がそれで怒られたことを思い出した。
でも、それが全然ダメとは思わなくて。別にトークショウを観に来たわけではないし、あれだけ、歌声で楽しませてくれたら十分満足。歌と歌の間の小休止としては、肩から力が抜けてる様子に親しみを感じたくらいだった。
ただ、モーニング娘。というグループは、ほんとバラエティ的な面白さという点では、群を抜いているのかもしれないと、他のグループを見ていて再認識した次第。

◆インスピレーション。
大好きな曲。Juice=Juiceは、歌声だけで、心を浮き立たせてくれて、ファミ席でも身体が動きかけたくらい。ああ今日来て良かったーと思った瞬間の一つがこれ。
余計なことかもしれないけど、この楽曲を'16でやったら、もっとアホ可愛いアプローチになる気がする(貶しているわけでなく。泡沫MVで全力でアホやれるモーニング娘。最高!と再認識したタイミングでもあり。) のに対して、モニターに映るJuice=Juiceメンバー同士の絡みは随分と落ち着いて見えた。わざわざワチャワチャして「みせる」って感じではない。逆に言えば、モーニング娘。がいかに、メンバー同士の絡みを客に「みせて」いるかということなんだろうなと。人数の違いもあるのかもしれない。5人て少ないよね。どちらが優れているとかではなく、違いが面白いなと思った。

こんなところかな。
とにかく楽しかった。