この記事は、2016年11月時点での情報です。お読みいただいた時点の状況に応じて、握手会参加券の入手しやすさなどが、変化していると思いますので、ご注意ください
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平成28年11月23日(水曜日)に、モーニング娘。’16の62枚目となるシングル「セクシーキャットの演説/ムキダシで向き合って/そうじゃない」がリリースされました。
www.youtube.com
これを記念して、11月26日(土曜日)と27日(日曜日)に、「全国握手会イベント」が開催されることになりました!
11人のメンバーが全国に一斉に散らばり、各地でトークショウや握手会を行うのですが*1、今回は、2日間にわたり実施されるということで、なんと、43都道府県にモーニング娘。メンバーがやって来るそうです。*2
http://colorhello.blog.jp/archives/1062494990.html
(地図に落とすと壮観ですねぇ...)
「全国(Z)同時(D)握手会(A)」=「ZDA」とファンの間では呼ばれるこのイベント。
濃い「モーヲタ」も、普段はおうちでYouTubeを見て楽しんでいるライトなファンも、行けばそれなりに楽しめるイベントだ、というのが、過去2回参加した私の感想です。
もし、参加を迷っておられるファンの方がいらっしゃったら、ぜひ、お近くの会場へ、足を運んでみることをおすすめします!
※全国握手会の詳細一覧は公式サイトでご確認ください。
ちなみに、私が、過去に、全国握手会に参加して楽しかったポイントは、主に以下の3つでした。
1 メンバーのソロトークが楽しい!
メンバーが多いモーニング娘。ですから、メンバーが1人でお客さんを前にトークを繰り広げる様子を見られるのは貴重な機会です。
2 メンバーを近くで見られる!
会場によるのかもしれませんが、朝早くから並ばなくても、そこそこ近くからメンバーの姿を見ることができました。
3 メンバーに思いが伝わる!(…ような気がした!)
握手の時間が比較的長めに確保されているのでしょうか。メンバーに自分の思いがしっかりと伝えられたという感触が得られました。
というわけで、思い出を振り返りつつ、モーニング娘。の全国握手会の楽しさについて、私なりに思うことなどを、書き留めておきたいと思います。
1 メンバーのソロトークが楽しい!
ソロのラジオ番組を持っている石田亜佑美さんと牧野真莉愛さんは別として、メンバーが、一人で思う存分、おしゃべりしている姿に触れる機会はなかなかありません。
全国握手会のトークの時間はだいたい10分から15分程度。まるまる1人でそれだけの時間を喋りますので、メンバーの個性がしっかりと伝わってきます。
様々な組み合わせの3人のメンバーが出演するラジオ番組「モーニング女学院」や、2〜3人のメンバーが回替りで担当するコンサートのMCコーナーにも、掛け合いの面白さや、メンバー同士の関係性が感じとれるという良さがありますが、メンバー個人の人となりを強烈に感じさせてくれるのは、やはりソロトークです。
私の好きな佐藤優樹さんの場合、一人でお喋りをする機会は、かなり少ない方のメンバーですので、佐藤さんが関西を回ってくれた2015年夏の全国握手会に参加できたことは、私にとって、とても貴重な経験となりました。
他のメンバーと一緒の時には、その独特の言語センスから、天真爛漫すぎるとか、何言ってるか分からないとか、つっこまれがちな佐藤さんですが、この、全国握手会のソロトークでは、会場全体をしっかりと把握し、時に観客とやりとりもしながら、上手に進行していたのが、印象的でした。「まーちゃん、一人で大丈夫かな?」と、ちょっと心配していたのが、申し訳なくなるくらいに、立派なお仕事ぶりでした。彼女の新たな一面に触れた思いがして、とても嬉しかったです。
とにかく、ファンとしては、メンバーのソロトークに、しかも生で触れられるのは、非常に貴重な機会ではないかと思います。そこまで必死に応援しているわけではないというライトファンの方でも、会場によっては、CDを買わなくても、トークショーの様子を見られるところもありますので、「握手するのはちょっと恥ずかしい」とか「CDをこれ以上買うつもりはないんだけど…」という人でも、お時間があれば、足を運んでみることを、おすすめします。
おじいちゃん、おばあちゃんでも知っている、「あの」モーニング娘。が、「我がまち」へやってきた!という高揚感も、地方在住民ならではの、お楽しみポイント…だったりするんじゃないかな?って思うんですよね。
2 メンバーを近くで見られる!
Twitterなんかを眺めていると、イベントの整理券を入手するために、ずいぶん朝早くから並んでいるヲタクがいて驚くことがあります。でも、全国握手会の場合、会場にもよりますが、そこまで必死にならなくても、そこそこ近くで、メンバーの姿を見ることができるんじゃないかなと思います。
メンバー11人が各地に散らばるわけですから、濃いモーヲタも、各地へ散らばります。少しだけ早めに会場に向かい、CDを一枚買えば、優先観覧エリアへの入場券は手に入ると思います。*3
※11/27加筆
Twitterの現場のファンのレポによると、11/27の午前中開始分について、イベント開始前にCD完売した地域も出てきているようです。優先券欲しい方はもちろん、握手をしたい方も、なるべく早めに会場に向かう方が良さそうですね(汗)
そもそも、会場が小規模です。レコード店内のステージや、ショッピングモールのイベントスペースが多いようですので、優先観覧エリア内は、コンサートホールで言えば、一番ステージに近い中央のブロック内くらいの距離感なのではないかなと思います。
優先エリアの後ろの方でも、ステージ的な段差があれば、なんとかメンバーの顔は見えます。また、自主的に、エリア前方で観覧する人たちが座り、後ろの人たちが、よく見えるようにしてくれた会場もあった、という良い話を聞いた覚えもあります。
コスト的にも、時間・体力的にも、それほど必死にならなくても、十分「良い席」で見られるというのは、非常に貴重な機会といえるでしょう。
ただ、ライトファンの方の中には、「そんなに近くで見なくてもいいわ…」「遠くからそっと見ていたいの」なんていうタイプの方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、あえて言いたい。間近で、肉眼で見るメンバーは、想像を遥かに超えて美しいです。
この佐藤優樹さんを見てください。
YouTube番組「ハロ!ステ」で流れた、全国握手会でのオフショットです。
こぶしファクトリーイベント、ダンス部、モー娘。'15全国30カ所握手会 MC:竹内朱莉・藤井梨央【ハロ!ステ#133】
静止画ではその美しさを切り取り切れないのがもどかしい…。正面だけでなく、横顔の美しさも見ていただきたいので、ぜひとも、リンク先の動画の45:15くらいからを再生いただきたいのですが、それはともかく、私が生で見た、この佐藤さんの美しさといったら、この画像や動画を遥かに超えていて、今でも忘れられないくらいなんです。
羽二重もちのようなすべすべの肌、というのは、どこかで聞いたような、手垢のついた表現かもしれませんが、食べたいくらいに可愛いというのは、こういうことを言うんだろうな…と真剣に思ったくらいです。
仮に、会場に行くのが遅くなって、優先エリア入場券の配布が終わっていても、握手券はおそらく、手に入ると思います。*4 至近距離で、この美しさを体感するチャンスです。
目を喜ばせてくれるだけではありません。耳に響くメンバーのかわいらしい声、手から伝わるぬくもり*5、ハンドクリームの香り…我ながらだんだん言うことが気持ち悪くなってきたので、このへんでやめておきますが、五感をフル稼働して、メンバーの存在を感じとることができたことは、ファンとしては本当に幸せな時間だったなと、今でも、よく思い出します。
3 メンバーに思いを伝えられる!
モーニング娘。メンバーに伝えたい思い。
ファンの方なら、きっとお持ちではないでしょうか。
「かわいいね!」
「あなたの歌が、ダンスが、大好きです!」
「いつも応援しています!」
「会えて嬉しい!」
「来てくれてありがとう!」
そんな思いを伝えることができるのが、握手会なのですが、「個別握手会」という、メンバー一人ひとりとお話できるイベントに参加するには、事前に指定のサイトから申し込みを行い、CDを買わないといけません。自分の好きなメンバーを指定して買うこともできませんので、誰の握手券がCDについてくるかもわかりません。そのあたり、個別握手会に参加するのは、少しハードルが高いように、私も感じているところです。
一方で、サンシャインシティ噴水広場などで行われる、CDリリース週の販促イベントでは、その場でCDを買って、握手会に参加することができますが、多くの場合、数名から11人全員の前を、右から左に流れながら、握手をしていくことになります。かなり、早く流れることになりますので、メンバーに対して、一言声をかけられれば良しといった感じになります。自分の思いを伝える、という感覚は、なかなか得にくいです。
これに対して、全国握手会は、気が向いたら会場に出向いて、その場でCDを買って、参加することができるイベントです。気楽です。そして、個別握手会並みの時間、お話することができることが多いようです。だいたい7秒くらいでしょうか。数ある「接触」イベントの中でも、最もハードルが低く、満足度も高いのが、全国握手会ではないかなと個人的には、思っています。メンバーに伝えたい思いをお持ちの方には、ぜひ、勇気を出して一枚、CDを買って、試しに、参加してみることをおすすめしたいです。
ただ、メンバーを前にしたら、緊張して、何もしゃべれなくなりそう…なんて、不安な人もいるかもしれませんね*6 Twitterで握手レポを眺めていると、こんな気の利いたやりとりできないわと、あきらめに似たような気持ちを抱いたりすることが、私もあります。でも、大事なのは、トークスキルではなくて、気持ちではないかな、と思ったりするんですよね。
かつて、一枚のCDを大切に買った中学生の女の子が、全国握手会でメンバーと握手をして、感激のあまり泣き出し、何もしゃべれなかったというエピソードを聞いた覚えがあります。この少女から、どれほど自分が愛されているか、このメンバーには、強く強く伝わったことでしょう。
いつも個別握手会に来てくれる常連さんだけでなく、全国に、これだけたくさん、自分たちのことを愛してくれる人たちがいて、自分たちのことを、いつも待ってくれているのだという実感は、間違いなく、彼女たちの心を強くしてくれているだろうと思うのです。
かつては「握手嫌い」を隠さなかった佐藤さんも、確か、2015年の思い出として、「全国握手会が楽しかった」と言ってくれていたと思います。思い切って、気持ちを伝えに行ってみてください。握手会での面白エピソードばかりが、SNSで拡散されがちな佐藤さんですが、私が、お話したその人は、人の目をしっかり見て、人の話をしっかり聞いて受け答えしてくれる、聡明なお嬢さんでした。
今回、佐藤さんは、北陸、長野を回ります。お近くにお住まいで、参加を迷っているまーちゃんファンの方は、ぜひ「大好き」の思いを伝えてみてください。きっと、彼女は、大切に受けとめてくれると思います。
私が全国握手会で出会った佐藤優樹さんは、そんな女の子でした。
というわけで、あまりまとまりませんが、今回の2日間にわたる全国握手会イベントが、メンバーにとっても、ファンにとっても、楽しいイベントになりますよう、心からお祈りしています。