エメニチ。

エメラルドグリーンな日常。モーニング娘。の佐藤優樹さんが大好きです。

藤本美貴さんのトークショウに行ってきた。

平成25年11月3日に、みやこめっせで行われた藤本美貴さんのトークショウ「小さな命に出会えた喜び」に行ってきました。子育て中の母親としても、娘。ファンとしても、非常に満足度の高い内容で、たっぷり楽しめた一時間でした。

客席は、パンフレットの会場レイアウト図を見ると、400席ほど用意されていたようですが、埋まっていたのは半分くらいでしょうか。時間ぎりぎりに行きましたが、前の方の席を確保することができました。客層は小さいお子さんを連れたお父さんお母さん、高齢の方など、文字通り老若男女。一見してヲタがどこにいるかはわからなかったです。ミキティが、ロマモーをBGMにステージに上がってきても、手拍子も歓声もなく、回る人もいなかったですしw

さて、藤本さん。当たり前ですが、非常に美しかったです。衣装は、ブラウスに紺色の膝上丈のフレアスカートで清楚な雰囲気。スレンダーな身体つきのせいでしょうか、お母さんになってもどこか少女っぽさが残っているというか可憐さが感じられるところも魅力だと思いました。

高い椅子に腰掛けてのトークでしたので、脚のキレイさにも目が引きつけられました。司会の方から投げられた質問への答えを考える一瞬、脚をキュッと前に投げ出して爪先を上に上げる仕草を何回かしたんですが、子どもっぽさが、ふっと顔をのぞかせた感じは、なんとも可愛らしかったです。頭をフル回転させて自分の言葉を探してる様子も好印象でした。

トークの内容は、出産育児の話とモーニング娘。の話が半々くらいでした。トークショウの途中、会場を自由に動きまわる乳幼児に対して、藤本さんの向けるまなざしの優しさや温かさは、現役時代(映像でしか知りませんが)には、あまり感じたことのないようなものでした。とても良いものを見させていただいたなぁと思います。

子育て関係で、特に共感したのは、赤ちゃんと過ごす中で、他人に対して寛容になれたという話。赤ちゃんというのは、たとえば、眠いのに寝られなくて泣いていたり、理屈じゃない存在。そういう赤ちゃんを相手にする中で「人って本来こうなんだな」と思うようになったとのこと。16歳から大人の世界で仕事をしてきたから、会話が通じてあたりまえ、ちゃんとできて当たり前と思っていたけれども、今までが特殊だったのかな、と。

本当に、子育てって、自分の力ではどうにもならないことの連続です。でも、自分がどんなにがんばっても、どうにもならないことが存在することを認めた時、周りの人に心から感謝できるようになるし、心から謝れるようにもなれる。そして、できることは全部やろうという気持ちにもなれる。そういう内面の変化が、仕事をしていく上でプラスに働くこともあるんじゃないかなと、私も実感してます。

モーニング娘。の話も色々聞けて面白かったです。ソロから娘。に入り、チームワークを求められて苦労した話や、娘。は上下関係がはっきりしていてちゃんとしていて良かったという話、中澤さんや辻さんとママ友会をやっていて、中澤さんのお家にも遊びに行った(!) という話など、盛りだくさんでしたが、中でも、話の流れの中で、現役の娘。の頑張りに触れてくれたのが、ファンとしては、本当に嬉しかったです!

それは最後の質問コーナーの時。年配の男性の方が「あまちゃんがブームになったが、思えば日本では、キャンディーズからおニャン子モームス、AKBと、アイドルが世を席巻してきた。日本という国は少女の国なんだろうか?それとも大人の国か?子どもの国か?」というような、ちょっと難しい質問をされたんです。司会の方が、「テーマに関係する質問を…」と焦る中、藤本さんはサラリと「”みんな”の国じゃないですか?」と答えました。こういう地頭の良さって惚れ惚れします。

そして、さらに藤本さんが素晴らしかったのは、ここで間髪入れずに、現役のモーニング娘。のPRを入れたこと。「今は、アイドル戦国時代といって、AKBさんとかいろんなアイドルグループがいますが、ライバルがいるのは頑張れるので良いことだと思ってます。現役のモーニング娘。もすごく頑張ってて、3作連続1位をとったりしてるんで、今年は本当に紅白に出てほしいんです!」と熱く語ってくれました。難しい質問をしてくださった男性には感謝ですw

それにしても、娘。OGの活躍する姿をみるのは嬉しいことです。お嫁さんになっても、お母さんになっても魅力的な藤本さんの姿を見ていると、現メンバーは10年、15年後に、どんな風に成長しているんだろうなぁと楽しみでたまらなくなります。

まーちゃんには、おねえさんになっても、おばちゃんになっても、お嫁さんになっても、お母さんになっても、ステージの上でキラキラしてる存在でいてほしい。歌、ダンス、演奏、トーク、演技、なんでもいいから、まーちゃんの表現するものをずっと見ていたいなぁと勝手に願ってます。