エメニチ。

エメラルドグリーンな日常。モーニング娘。の佐藤優樹さんが大好きです。

佐藤優樹 新年の抱負~モーニング娘。'15としての目標~ その1

自分の言ったことが理解されなくても全く動じず、思いを伝えきったまーちゃんの落ち着き




モーニング娘。'15としての目標を聞かれて)

佐藤 「笑いながら鍵を開ける!」

(他のメンバー「?」となってザワザワ)

佐藤 「みんな一人づつ、心には鍵があるわけじゃん?
ただいま!って(家に帰る時)、楽しくない?
鍵開ける時とかさ。やっと帰れたみたいなさ。
その瞬間を…'15で、ずっとそういう感じにしたいな。
みんなが一人づつ一人づつ。
隠し事…はあると思うけど、家にいるみたいに楽ちんになりたい。
メンバーと居て疲れるとか…思ったことないけど、
そう思う年にはしたくない。家にいるような状態にしたい。」


(飯窪 「アットホームな」)

佐藤 「そう、アットホームな感じ。」

(飯窪 「'14は家族みたいというのがあったけど、正直、12期とはまだ知り合えてない」)

佐藤 「0歳だと思えばいい!つんくさんから生まれてきて、それを面倒みるみたいな。」

(150103「モーニング女学院」より)





グループの抱負として、「笑いながら鍵を開ける」と言ったまーちゃん。

ほかの4人は、彼女の言っていることがよく分からなくてザワザワします。

これは私の勝手なイメージなのですが、今までは、こういう時のまーちゃんって、拗ねたり、笑って誤魔化したりしている印象が強かったのです。

でも、この日のまーちゃんは違っていました。

仲間の反応を楽しそうに受けとめながら、説明を始めるタイミングを見計らっているように感じたのです。

脳内の勝手なイメージ披露ついでにいうと、私の妄想の世界で、まーちゃんは微笑んでいました。
#まさきさまマジ天女!マジ天女!

ザワザワが少し落ち着いた頃に、はるなんが「どういうこと?グループの抱負だよ?」と優しく問いかけると、まーちゃんは、落ち着いた口調で「そうよ」と答えます。

この「そうよ」の声の響きが、歌っているようで、とても素敵です。朗らかなようで静かな「そうよ」。迷いが感じられず、妙に説得力があります。
#プリンセスまーガレット!姫さま!姫さま!


そして、「そうよ」と言ったまーちゃんは、収録スタジオの中の4人とリスナーに対して、噛んで含めるように、「笑いながら鍵を開ける」とはどういうことなのか、丁寧に説明を始めるのです。

社会人4年目とはいえ、まだ15歳の女の子の振る舞いと思うと、本当にすごいなぁ…としか言えません。

まーちゃん、この一年でずいぶんと落ち着きましたね。
一年前には、「落ち着け。サトウ。」って言われてたのにね(笑)




ワンファイブのサトウは一味ちがう?!



この件については、まーちゃん自身が成長しているのはもちろんなのですが、同じく10期の変化も大きいようにも思っています。

10期メンバーの間で、深い信頼関係が築き上げられているからこそ、まーちゃんは、これだけ落ち着いていられるのかなと。
憶測ですが。

これも、私の勝手なイメージかもしれませんが、以前は、10期の3人も、まーちゃんがよく分からないことを言うと、彼女のしゃべっているのを途中で遮ったり、注意したり怒ったりしていている印象が強かったのです。でも、それも、ゆっくりと変わってきていたのかもしれません。

今回の放送では、一見、よく分からない表現の中に、まーちゃんの真面目なメッセージが存在していることを、3人が確信しているように思えました。

「まーちゃんの話を聞くよ」という、温かな空気が流れているのを感じました。同じことを、FC限定販売の、ハワイツアーDVDを見ていて感じたのですが、これについては、また改めて。


さて。「まーちゃんの話をちゃんと聞く」、ということに関連して、少し振り返ってみますと、モーニング娘。'14において、まーちゃんのことを一番、ありのままに受けとめて、よく理解しようとしてくれた人は、道重さゆみさんでした。

まーちゃんは、2014年8月19日のブログで、自分にとっての道重さんを、こんな風に語っています。




まーちゃんこの前
みにしげさんがソロラジオで
やってらっしゃる
うさちゃんピース   に
出演させて頂きましたっっ
久しぶりに
2人っきりだったんですけど
さらに
久しぶりに
自分自身にも
会えました
いつもみにしげさんといると
自分自身がもどって来ます
他のメンバーさんには
まーちゃんが
なんか言うと
(わざとでしょぉーww)
って言われちゃうので
なかなか
話せなかったり
考えたり
するのですが。
みにしげさんといると
なぜかわからないのですが
自分自身に
会えます

大大だぁーいすき 佐藤優樹 |モーニング娘。‘14 天気組オフィシャルブログ より
#まーちゃんの言葉のリズムの楽しさを存分に味わうために、改行や行間は非常に重要なものと考えています。こちらの引用では行間を省略させていただきますが、ぜひ原文もご覧ください。



道重さんの存在は、まーちゃんにとって、本当に大きかったと思います。

さゆちゃんって本当に優しいんですよね。

道重さんは、「佐藤の言っていることは半分くらい意味が分からない」と、インタビューやラジオで、何回も、ハッキリと言っています。

でも、道重さんは、まーちゃんが言っていることが分からなくても、決してまーちゃんを突き放しません。ちゃんと向き合うんです。

分からない時は分からないというし、会話を続ける中で、まーちゃんの言いたいことが分かれば、「分かるよ」ときちんと伝えてくれます。感心したら素直に「佐藤、いいこと言うね」とか「すごいね」って、ほめてくれます。

嘘がないんです。

こんな、すばらしい人が、ずっと傍にいてくれたのに、卒業してグループからいなくなってしまう。まーちゃんは、自分はどうしたらいいのだろうと、さゆの卒業発表からの半年間、ずいぶん葛藤したはずです。
その様子は、著書『まーちゃんくどぅーのハロプロ先輩探訪団」からも、伺うことができます。

まーちゃんくどぅーのハロプロ先輩探訪団/竹書房
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でも、今回のモー女を聴いて、まーちゃんは大丈夫だ!と、私は、思いました。

まーちゃんの良きパートナーである10期の3人が、まずは、彼女の心を受けとめてくれるでしょう。そして、9期の先輩たちも、まーちゃんのことを、以前よりは、よく知ってくれているはずです。後輩だけど年上の11期の小田さくらさんも頼りになるでしょう。そして、まーちゃんにとって、実質、はじめての「いもうと」達となる12期の存在が、きっと、彼女を、より素敵なおねえさんにしてくれると思います。